議事録・会議

【完全ガイド】議事録の取り方|基本項目・コツ・AI活用術をプロが解説

「議事録をうまく取れない」「会議後に何が決まったか思い出せない」——そんな経験はありませんか?議事録は会議の成果を形にする重要なスキルですが、体系的に学ぶ機会は意外と少ないものです。

この記事では、議事録の基本から実践テクニック、AIツールを活用した最新の効率化手法まで、議事録の取り方を完全ガイドとしてまとめました。新入社員からベテランまで、すべてのビジネスパーソンに役立つ内容です。

議事録とは?その目的と重要性

議事録とは、会議で話し合われた内容、決定事項、今後のアクションアイテムを記録した文書です。単なる「メモ」ではなく、組織の意思決定を記録し、関係者間で共有するための公式な文書として機能します。

議事録の3つの目的

  1. 決定事項の記録と共有:会議で何が決まったかを明確にし、参加者・不参加者全員が同じ認識を持てるようにする
  2. アクションアイテムの明確化:誰が・いつまでに・何をするかを明記し、タスクの抜け漏れを防ぐ
  3. 経緯の記録:なぜその決定に至ったかの背景を残し、将来の参考とする

議事録に必要な項目

過不足のない議事録を作成するために、以下の項目を押さえましょう。

基本項目(必須)

  • 会議名:定例会議、プロジェクト進捗会議など
  • 日時:開始時間・終了時間
  • 場所:会議室名またはオンライン会議URL
  • 参加者:出席者・欠席者の氏名
  • 議題(アジェンダ):話し合うテーマの一覧
  • 決定事項:会議で決まったこと
  • アクションアイテム:担当者・期限・内容
  • 次回会議の予定:日時・議題

補足項目(必要に応じて)

  • 議論の経緯・背景
  • 保留事項と理由
  • 配布資料のリスト
  • 承認者・作成者の署名

議事録の取り方【実践5ステップ】

ステップ1:事前準備をする

会議前にアジェンダを入手し、議事録のテンプレートに基本情報(日時、参加者、議題)を事前に記入しておきます。議論が予想されるポイントを把握しておくと、要点を掴みやすくなります。

ステップ2:要点をリアルタイムで記録する

会議中は一字一句書き取ろうとせず、以下の3点に集中してメモを取ります。

  • 決定事項:「〜に決定した」「〜と合意した」
  • アクションアイテム:「○○さんが△△までに□□する」
  • 重要な意見・論点:賛成/反対の理由、条件付き合意など

ステップ3:構造化して整理する

会議終了後、できるだけ早く(理想は当日中に)メモを構造化します。議題ごとにまとめ、決定事項とアクションアイテムを明確に分離します。

ステップ4:確認・レビューを受ける

作成した議事録は、会議の主催者や上席者に確認を依頼します。事実関係の誤りがないか、決定事項の記載に齟齬がないかを確認してもらいましょう。

ステップ5:共有・保管する

確認が取れたら、関係者全員に共有します。社内の文書管理システムや共有フォルダに保管し、いつでも参照できる状態にしておきましょう。

議事録を上手に取る7つのコツ

  1. テンプレートを事前に用意する:毎回ゼロから作らず、定型フォーマットを活用
  2. 略語・記号を活用する:スピードアップのために自分なりの略記法を決めておく
  3. 発言者名を記録する:「誰が言ったか」は後で重要になる
  4. 結論から書く:議論の過程より結論を優先して記録
  5. わからない点はその場で確認:曖昧なまま記録しない
  6. 録音を併用する:聞き逃しの保険として録音しておく
  7. 会議後すぐに清書する:記憶が鮮明なうちに整理する

AIツールで議事録作成を効率化する方法

近年、AI議事録ツールの進化により、議事録作成の工数を大幅に削減できるようになりました。特に以下のようなシーンでAIツールの導入効果が大きくなります。

  • 会議が多い部署:週に5回以上会議がある場合、AI議事録で年間数百時間の工数削減が可能
  • 現場での打ち合わせ:建設現場など、PCを広げにくい環境ではスマホで録音→AIが自動文字起こし
  • 議事録担当者の負担軽減:新人に集中的に議事録を任せている場合、AIで負担を分散

AI議事録ツールの活用フロー

  1. 会議の音声をアプリで録音(またはWeb会議ツールと連携)
  2. AIが自動で文字起こし・話者識別
  3. AIが要点を抽出し、議事録テンプレートに整形
  4. 担当者が内容を確認・修正
  5. 関係者に共有

手作業では1時間の会議の議事録作成に30〜60分かかっていたものが、AIツールを使えば確認・修正の5〜10分程度で完了します。

建設業界での議事録の取り方

建設業界では、工程会議、安全衛生会議、定例会議など、記録が法的にも求められる会議が多くあります。議事録の取り方にはいくつかの業界特有のポイントがあります。

  • 出席者の所属会社・役職を明記:元請・下請の区分も含めて記録
  • 安全に関する決定事項は詳細に:労災防止の観点から具体的な措置内容を記載
  • 図面・写真との紐付け:変更指示があった箇所を図面番号で参照
  • 現場用語の正確な記録:AIツールを使う場合は建設用語辞書対応のものを選ぶ

まとめ

議事録は、事前準備・リアルタイム記録・会議後の整理という3つのフェーズを意識することで、格段に質が向上します。さらにAI議事録ツールを活用すれば、文字起こしや整形の作業を自動化し、本来の「内容の確認と判断」に集中できるようになります。

建設業界のように現場作業が多い環境では、VoiLogのような業界特化型のAI議事録ツールを活用することで、議事録作成の負担を大幅に軽減できます。まずは今日の会議から、この記事で紹介したテクニックを1つでも実践してみてください。

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