議事録AI「VoiLog」を1人で作っているけんじです。建設業の現場管理を10年、SaaS営業を3年やってきました。今日は、私が開発のいちばん最初に「ここだけは外せない」と決めた条件の話を書きます。それは電波が届かない場所でも議事録が作れること。クラウドに音声を投げないと何も始まらないアプリは、現場では使いものにならない——10年の現場経験から、そう考えています。

圏外で困った経験が、設計のスタート地点だった
建設現場で働いていた頃、地下階・トンネル内・山あいの造成地など、スマホが圏外になる打合せは珍しくありませんでした。いちばん記録を残したい場所ほど、電波が届かない。これは現場あるあるだと思います。クラウド前提の文字起こしアプリは、こういう場所で録音を始めても「通信できません」で止まってしまう。だったら最初から、通信に頼らない設計にすればいい。VoiLogをオフラインで動くようにしたのは、この一点が出発点でした。
VoiLogは録音から議事録の文章づくりまで、端末の中だけで完結します。圏外でも飛行機モードでも、録音ボタンを押せばそのまま動きます。会議が終わってからネットにつなぐ必要もありません。「電波があるかどうか」を気にせず録れる——これが、現場で実際に使える議事録AIの最低条件だと私は思っています。
現場とオフィスを往復する1日に沿って
私のいまの生活は、午前は現場まわり、午後はオフィスで商談、という往復が多い日があります。この1日を追いかけると、オフラインで動くことのありがたさが見えてきます。朝、地下の機械室で設備の打合せ。ここは当然のように圏外です。それでも録音ボタンを押すだけで、あとから議事録になる素材が手元に残ります。
昼は移動中の車内。電波が切れたりつながったりする区間でも、通信状態を気にせず音声メモを録っておける。午後はオフィスで商談。ここはWi-Fiもありますが、「録るときに通信を意識しなくていい」という体験は、場所が変わっても同じです。現場でもオフィスでも移動中でも、やることは「録音ボタンを押す」だけ。これがオフライン設計の素直なメリットです。

「録るだけ」で、決定・持ち越し・宿題に整う
録った音声は、決定事項・持ち越し・宿題という3つのブロックに整理された議事録になります。会議のあと、自分でメモを清書し直す手間がなくなる。これは現場でもオフィスでも同じように効きます。設備の打合せなら「誰がいつまでに何を確認するか」、商談なら「次回までに先方へ返すこと」。後から動くために必要な部分が、ブロックとして残るのがポイントです。
私はもともと、打合せのあとに記憶をたどってメモを書き起こすのがいちばん苦手でした。現場を10年やっても、ここだけはずっと変わらなかった。だからVoiLogは「録るだけで、あとは手を動かさなくていい」を最優先にしています。VoiLogの基本的な使い方を紹介した記事でも書いていますが、操作は録音ボタンひとつ。覚えることを増やさないのも、現場で使う道具としては大事だと考えています。
たまった音声は、あとからQ&Aで掘り返す
オフラインで録りためた議事録は、ネットにつながったときに真価を発揮します。スタンダードプランのQ&Aモードを使うと、「この案件、前回までに何が決まった?」「先週からの持ち越しは?」と打ち込むだけで、過去の議事録を横断して答えが返ってきます。スクロールして探す時間がゼロになるのが、週の後半にたまった打合せを振り返るときにいちばん効きます。

現場で録ったぶんも、商談で録ったぶんも、同じように後から問いかけられる。録るのはオフラインで、振り返りはオンラインで。この組み合わせが、現場とオフィスを行き来する働き方にちょうど合っていると感じています。
月480円でオフライン、月980円でAIフル
VoiLogは3つのプランがあります。無料プランは月2時間まで、最新5件まで、基本の議事録づくりが試せる入口です。ライトプランは月480円で、オフラインの議事録づくりが無制限。「とにかく録って、議事録を残したい」ならこれで十分です。スタンダードプランは月980円で、オフライン無制限に加えてQ&AモードなどのオンラインAI機能がフル開放になります。
クレジットが途中で枯れる仕組みも、月の上限もありません。圏外の現場で録って、オフィスで掘り返す。その一連の流れを、月480円から始められます。録るだけ、あとはおまかせ。電波を気にせず議事録を残したい人に、VoiLogを使ってもらえたら嬉しいです。
📱 アプリ「VoiLog」→ https://kensetudx.com
📝 開発記録 → https://note.com/voilog
🐦 毎日の開発実況 → https://x.com/pckantanwork