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LPが18日間404だった話 — 個人開発者が痛い目を見た「公開したつもり」の落とし穴

議事録AI「VoiLog」を個人で作っていて、ある日気づきました。マーケティング用のLP(ランディングページ)が、18日間ずっと404エラーのまま放置されていたのです。その間、私はSNSにそのURLを貼り続け、「ぜひ見てください」と発信し続けていました。今回は、1人開発の盲点と、そこからの再発防止策をリアルに書きます。

建設業の現場管理10年、SaaS営業3年を経て、いま1人でアプリを作っている人間の、笑い話のような本当の話です。同じように個人で開発・発信している方の参考になればうれしいです。

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「公開したつもり」が18日続いた

LPを作って、URLをXのプロフィールに貼り、note記事の末尾にもリンクを置きました。「これで導線ができた」と思い込んで、次の作業に進みました。その日からの18日間、私はずっと宣伝を続けていました。Xのポストに「詳しくはLPで」と書いたり、SNSのリプライで「興味あれば見てください」と返したり。

でも実態は、そのLPは公開設定が抜けていて、開いた人全員に「404 Not Found」を見せていた。私が18日後にたまたまブラウザのプライベートウィンドウから自分のLPを開いて、初めて気づきました。「あれ、なんで開かない?」と思ってリロードして、ようやく事態を理解したときの背筋の凍り方は、今でも忘れません。

1人だから、誰もチェックしない

大企業のマーケティング担当者なら、こんな事故は起きにくいはずです。必ず誰かが本番URLを別端末・別ブラウザで踏んで「実際に開けるか」を確認するフローが、暗黙に組み込まれているからです。コーポレートの広報チームでも、SaaS企業のグロースチームでも、リリース前に複数人で目視確認が回ります。

でも個人開発はそうじゃない。作る人も、検証する人も、公開する人も、SNSで宣伝する人も、ぜんぶ自分です。自分が「公開した」と思い込んだ瞬間、それを疑う他者がいません。Wordpressの管理画面で下書きから「公開」に切り替えたつもりが、実は別のステータスのまま保存されていた——みたいな単純なミスを、誰も指摘してくれません。

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自分のLPを自分のブラウザで開くと、キャッシュやログイン状態のせいで「正常に見えている」ように錯覚することもよくあります。今回も、私のChromeだけは「公開済みです」というプレビュー画面が見えていたので、本番でも開けていると勘違いしていました。ログイン状態を持っている開発者本人ほど、本番の不具合に気づきにくいのが、個人開発の罠です。

再発防止のために組み込んだ3つの習慣

この事故のあと、3つのチェック習慣を強制的に挟むことにしました。

1つ目は、別ブラウザのシークレットモードで本番URLを必ず踏むこと。公開作業のチェックリストに「シークレットウィンドウで実際に開いて、404・500・リダイレクト崩れがないか目視」を入れました。30秒で終わる作業ですが、これがあれば今回の18日は防げました。

2つ目は、URL監視の自動化。主要なLP・サイトのURLを、外部の死活監視サービスに登録しました。本番が落ちたら通知が来る仕組みを、1人開発者こそ仕込むべきです。VoiLogの開発体制ページにも書きましたが、人が監視できないところは機械に渡す。これが1人開発の生存戦略です。

3つ目は、SNSポストにURLを貼る前の「自分でクリックして開く」ルール。当たり前すぎる作業ですが、これを怠ったのが今回の本質でした。投稿予約スクリプトのチェックリストにも「最終確認として該当URLを開く」のステップを足しました。

個人開発者にとって、一番怖いのは「気づかない」こと

バグが起きること自体は、開発をしていれば避けられません。問題は「バグに気づくまでの時間」です。チームがあれば誰かが気づく確率が上がる。1人ならその確率が下がる。その差を埋めるのが、機械的なチェック仕組みと、強制的な習慣だと痛感しました。

今回の18日間で、何人の見込みユーザーが404を見て離れていったかは、もう分かりません。気づかないまま失ったものは数字にも残らないのが、個人開発の一番怖いところです。同じ轍を踏まないように、この記事を書いておきます。

外側から見る視点を、強制的に持ち込む

この事故からもう1つ学んだのは、「外側から自分のプロダクトを見る時間」を意識的に確保する必要があるということでした。開発者として中身を作っていると、どうしても「機能の追加」「コードの修正」に集中しがちです。けれど、ユーザーが実際に触れる入り口——LPやアプリストアの説明文、初回起動の体験——は、外側から見ないと壊れていることに気づけません。

そこで、週に1回「ユーザー視点デー」を設けることにしました。スマホからログアウト状態のLPを開く、別のメールアドレスで新規登録してオンボーディングを最後まで体験する、App Storeの説明文を声に出して読む。「作る人」のモードから「使う人」のモードへ意図的に切り替える30分です。

この習慣を入れてから、文言の不自然さや遷移の引っかかり、メタ情報の崩れに気づける確率が上がりました。個人開発こそ「外から見る役」を、自分の中にもう1人用意するのがおすすめです。

VoiLogは「録音するだけ」で議事録が出る、月480円から使えるAIアプリです。開発の裏側はnote・Xで毎日発信していますので、よかったらフォローしてください。地味な失敗談も、隠さず書いていきます。

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